2019年8月5日
夜のお菓子というフレーズでお馴染み、静岡県の浜松銘菓うなぎパイ。名前だけだと思っていたら、本当に滋養強壮に良いって知ってました?そんな夏にぴったりのうなぎパイを紹介します♪
うなぎパイの製造元である春華堂は、1887年に甘納豆の販売からスタートしました。以降、和菓子だけでなく、洋菓子の製造も行い多くの商品を製造しています。
うなぎパイが誕生したのは1961年のこと。当時の社長の『浜松らしいお菓子を作りたい』との思いで、浜名湖特産のうなぎを使ったお菓子の開発に取り掛かりました。当時は魚介類をお菓子に使うなど前代未聞で、全てが手探りだったそうです。職人たちがアイディアを持ち寄り、フランス菓子のパルミエを元にして現在のうなぎパイが作られました。
▼うなぎパイの原型のパルミエ
うなぎパイは本物のうなぎさながら、表面にはタレを塗って焼いています。このタレはガーリックを含んだ秘伝のもので、社員でもごく一部しかレシピを知らないそうです。
うなぎパイは、昭和36年の誕生時から今に至るまでずっと、職人による手作りを継承していて、なんと気温や湿度によってパイの折り方などを変えているため、10年もの修行が必要なんですって!

バターがふんだんに使われた生地に、うなぎエキス、ガーリックなどの調味料をブレンドしたうなぎパイに、ナッツと蜂蜜を加えて作られたミニサイズ。1994年に誕生しました。
通常サイズよりミニサイズの方がパイが折れにくくて小さいけどしっかりした印象。小さくて食べやすいですね♪